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    湯治について

    湯治について About Hotspring Care

    効能一覧表

    ©群馬県立図書館

    古来より草津温泉は薬の出湯と称され、多くの浴客から愛されておりました

    江戸時代の諸国温泉効能鑑にも東の国の大関に位置付けられております

    草津の湯を開湯したとされる伝承は日本武尊や行基、源頼朝など、そうそうたる偉人の名前が並びます

    当館近くの光泉寺が開山1300年を越えることから、その歴史の長さがうかがえます

    戦国時代には刀傷を癒しに多くの武将が訪れ、江戸時代には徳川吉宗公のお触れがあり、草津の湯を遠く江戸まで運ばせておりました

    明治になるとドイツ出身のベルツ博士により草津の湯が世界に発信されました

    右の写真は江戸時代後期の湯治客の様子です

    高温の源泉を多くの浴客が湯を揉み冷ましています

    草津温泉は「恋の病以外は何でも効く」と古くから言われ、この湯を求め、歩いて山を越え、駕籠に乗り、馬に乗り、何日もかけて大勢の人々が訪れていました

    江戸時代は七日で一回り、二百文(4,000円~5,000円ほど)が基本だったそうです

    昔から湯十日(ゆとうか)という言葉がありまして、湯治は7日~10日入湯すると身体に効果が表れてくると言われております

    湯治客の様子

    ©群馬県立図書館

    山口荘一同

    草津の伝統である湯治のスタイルに想いを馳せ、「低料金で長く泊まっていただき、草津の湯の効能を感じていただきたい」というコンセプトの元、祖父母が宿を始めたのが山口荘です

    その意思を受け継いだ父、そして父から現在は大女将である母、このサイトの筆者である三代目の私と若女将、私共の娘もおり親子3世代で昔からのスタイルを変えずに代々と受け継いでいます

    祖父母の代から受け継ぐ食事は長く宿泊していただいても飽きのこないよう、毎日日替わりで上げ膳据え膳で提供させていただきます

    昔から変わらない山口荘のウリの一つです

    草津の湯は皮膚病、関節痛、リウマチ、喘息、糖尿病等、幅広くの症状の改善が見られます

    多くのお客様から快方に向かった話や感想を拝聴し、草津温泉の湯力を私共も日々感じております

    湯の効果や感じ方は個人差がありますので、現代における湯治は、初めは3泊ほどのプチ湯治で体験をしてみて、肌に合うと感じてから長期に挑戦するという方も増えています

    草津温泉は観光地として発展している町です

    買い物ができる商店や飲食店、コンビニ、銀行や郵便局、図書館やプールなど当館から徒歩で行ける範囲にございます

    どうぞお気軽にお越しいただければと思います

    湯畑
    白根山情景

    自然豊かな草津の町は標高1,200メートルに位置し、澄んだ空気と冷涼な気候です

    付近にはハイキングや散歩、ドライブを楽しめるスポットが沢山あります

    滞在期間中は温泉はもちろんのこと、豊かな自然と相まり、総合的に身体に効果を感じていただけましたら幸いです