草津温泉における湯治とは

 

草津温泉は「恋の病以外は何でも効く」と古くから言われ、皮膚病、関節痛、リウマチ、喘息、糖尿病等、幅広くの症状の改善が見られます。

特に顕著なのが皮膚病などの外傷疾患です。

PH2.0〜2.2(湯畑源泉)のお湯は強酸性で殺菌能力が高く、皮膚に付着する悪い菌を殺してくれます。

温泉に入ることにより体内の新陳代謝を促進させ、新しい皮膚が再生されていきます。

こうした反応を繰り返す事により快方へ向かいます。

皮膚の方に限らず、新陳代謝が上がる事により免疫が上がり、身体の好転反応が表れた方も多く見てきました。

草津温泉は体の外側と内側に作用し、人間本来の自然治癒力を高める温泉なのだとお客様を見ていて感じております。

 

 

昔から「湯十日(ゆとうか)」という言葉がありますが、

湯治は一週間から十日以上温泉に入りますと少しずつ効果が表れてきます。

湯の効果や感じ方は個人差がありますので、近年では初めは3泊ほどのプチ湯治で体験をしてみて、肌に合うと感じてから長期に挑戦するという方も増えています。

我々の考えとしましてはお客様自身が草津の温泉に癒され、緑豊かで冷涼な空気の元、日頃の疲れから解放され、総合的に身体に効果を感じていただければ、それが湯治だと考えております。

まずはお気軽に体験していただけたらと思います。

 

 

勿論、身体が健康な方でも癒しを求めて温泉に入りたいという方も大勢いらっしゃいます。

日々のお疲れを草津温泉で癒していただけたら幸いです。

 

 

草津温泉の中でも源泉は数種類あります。

宿の内湯、共同浴場等ご自分に合ったお風呂を見つけるのも湯治の楽しみの一つではないかと思います。

入浴する際の細かい疑問点はこちらにいらした時にお気軽に相談してみて下さい。

 

 

そんな体を治したい方や、ゆっくり温泉に入りたい方の為に、祖父母が宿を作ったのが山口荘の始まりです。

昔は数多くあった湯治宿が減ってきている現代において、「低料金で長く泊まっていただきたい」というコンセプトの元、

その意思を受け継いだ父、そして父から現在は母と、このサイトの筆者の三代目の私とで昔からのスタイルを変えずに受け継いでいます。

 

 

草津温泉は観光地としてとても発展している町です。

買い物ができる商店や飲食店、コンビニ、銀行や郵便局、図書館やプールなど当館から徒歩で行ける範囲にあるので便利だと感じているお客様の声も多く聞こえてきます。

不安に思われてる方は是非お気軽にお越しくださいませ。

 

名湯草津温泉に古くから続く湯治という文化にあなたも触れてみませんか?